海岸施設前の歩道の配慮状況を図6−1−19に示す。ほとんどの歩道では「車椅子での通行が可能」な幅員はあるが、「車椅子で歩道に移動することが可能な2cm以下の段差」の歩道が、マリーナ5ヵ所(50.0%)、海水浴場15ヵ所(57.7%)と、ともに約半数しかなく、その他の歩道は実際には車椅子で通行することは難しいと考えられる。また、視覚障害者誘導ブロックが設置されている歩道は、海水浴場の4ヵ所(15.4%)のみであった。
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